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ニック ブイヂチ ボクは手も足もないよ

下記の倉崎憲という男のところで書いた手足のない青年の言葉の記載があやふやだったので調べたかったが名前を思い出さない。。。。うーん
ニック ブイヂチさん
。。けど、ふとニック????と浮かんできたので調べたら
すぐにわかった。ニック ブイヂチさんでした。
言葉を写し取りました。



彼の講演での話。
彼は上壇にあがっている。

「はあい!!」
ひとしきりジョークや楽器を奏でて学生たちを楽しませてくれた。

「生きていればころんでしまうこともある。
こういう風に・・ひゅーーーーーん、ボッ」
彼は効果音を発しながら壇の上にうつぶせに倒れた。
「ハローー」とおどけてみせるニック。
「こういうふうに転んじゃったらどうすればいい?
皆さんが知っているように、また起きあがらなくっちゃ
ならないでしょう?

なぜなら、このように転んだ状態だと
どこにも行くことができないからです。

でも、時々人生には、あなたが転んだ時、
もう起き上がれないと感じる時があります。

皆さん !! ワタシに希望があると思いますか?
なぜならワタシはこのように転んでも
ワタシには手足がないんですよ。。
ワタシがもう一度起き上がるのは不可能でしょう?

でも、そうではないんです。
ワタシは百回でも、また起き上がろうとチャレンジします。
もしも、百回失敗して、ワタシが起き上がるコトを放棄するとしたら、
ワタシは二度と起き上がれないでしょう。

でも、失敗してもまたチャレンジするなら、それは終わりではありません。
どうやって、最後まで耐えられるか。

大事なことでしょう。
強く耐えぬけるでしょうか?
もう一度起き上がる勇気を得る事ができますよ。
こういうふうに・・ね。」

といってニックは上半身全部のカラダを使い起き上がった。
学生たちは真剣に話を聞き、ハグをした。

「いまだに手を持つコトを祈っているのかって?
実はそうです。たとえ、かなわないにしても大きく失望したりはしない。
神が聞こうが聞くまいがボクはまだ奇跡を信じて。ボクは大丈夫だ。
神はボクにとても大きな使命をくださった。神の栄光と愛に対する
ボクの話をとおして人々のココロが変わっていく姿を見る事は
本当に美しいことだ。ボクはまた奇跡を信じている。」
by unima | 2010-10-19 23:44 | 地球に

illustration/shadow show/pappets design/short story/Ilove art. And I want smile smile. hope no war.


by unima