人気ブログランキング | 話題のタグを見る

田ノ浦から別な方からの報告が届きました

昨日(2月23日)、上関田ノ浦で、2名の方が、工事を強行しようとする警備員
の集団にのしかかられて、救急搬送されるという事件が起こりまし た。とても
心配です。
これについての新聞・テレビの報道は、私はまだ見ていません。
現地には、知人も行っていて、間近でこれを目撃したとのことです。
警備員というより、工事を強行している中国電力、そして、上関原発計画を「電
源開発基本計画」に組み入れてあくまでも推進しようとしている国の責 任が、
厳しく追及されるべきです。

島民の会ブログより-----------------------------------------------
2011.02.23 Wednesday 【緊急】けが人が出ました

中電の強引な工事の結果、69歳の島の女性と若い男性2名が倒れたところに警備
員にのしかかられるなどして救急車で運ばれる事態になってしまいました。
男性は今から陸上から救急車で運ばれますが、女性は緊急搬送の必要があり、現
在、予定地田ノ浦の浜から島の船で近くの港まで運んでいます。
そこから救急車で搬送される予定です。

島の女性はびわ茶など特産品の開発などを島でしていて、原発のお金に頼らない
島作りなどをしている人です。
また若い男性のほうは愛媛県から来ており、伊方原発ができた後の海を知ってい
るため上関原発建設予定地周辺の美しい海を壊すことには以前から反対されてい
て、この埋め立て工事の強行を知っていても立ってもいられなくなって現地の来
られた方とのことです。


現場にいた人からのメールより----------------------------------------

町道を降りて行くと、こちらにはアルソックの警備員こちらは強そうな感じの人、
二つのグループに分かれて立っていたが少しずつ寄っている様だった、外に向い
てスクラムを組んでいて中には祝島のおばちゃんたちが何人いたが出入 りが不
自由そうだった。
私たち広島ネットの5人は町道から柵を伸ばした下に祝島の人たちと一緒にいた
が、突然その警備員のグループが一つになって動き出した、中にいた祝 島の人
が倒れた。
倒れた祝島の人は祝島診療所から駆けつけた医師の要請で、海上保安庁のボート
で、船で病院に運ばれた。意識レベルが低いと言われたのが心配。
もう一人倒れた人がいたようだったが確認できなかった。

電話で話を聞くと、この警備員の集団の動きは計画的であった様子、また、けが
人がでたときの警察官や海上保安庁の対応は、とてものろく感じられた ようです。

---
広島 西塔文子
by unima | 2011-02-24 10:57 | 事実

illustration/shadow show/pappets design/short story/Ilove art. And I want smile smile. hope no war.


by unima